年をとったり脚力が衰えると、歩き方が「すり足」
になってしまいます。本人には自覚がないことが多
いですが、実際にこうなってしまうと
今までつまずかなった所で急につまずいたり転んだり・・・。
高齢になってから転ぶと、
これをきっかけに寝たきりになる場合もあるので注意が必要です。
また、すり足で歩いている姿は実年齢よりも老けて見えますから、
その点でもなんとか回避したいものですね。
そこで今回は、すり足改善のトレーニングをご紹介しましょう。
まずは何故すり足になるのかについて。
ずばり筋力の低下が原因ですが、
特に太ももとお腹の筋力が落ちているのが原因です。
ですから、筋力UPはすり足改善には欠かせません。
更に、普段から「かかとから着地して後ろ足のつま先で
地面を蹴る」という意識を持って歩くクセをつけましょう。
すり足の人は後ろ足のつま先で地面を蹴っていませんから、
大切なポイントです。
そしておすすめするトレーニングは次の2つ。
1つ目は、両足をそろえ膝を伸ばして床に座り、
両手は後ろについて上半身を支えます。
その状態で足首を手前(体の方)にぐっと反らせ5秒キープ。
その後、逆につま先をしっかり伸ばしましょう。
これを5〜10回繰り返します。
2つ目は、仰向けになり片方の膝を立てます。
もう片方の足は膝を伸ばしたままゆっくり上に上げて下さい。
太ももの前の筋肉が固くなるポイントまで上げて2〜3秒キープしたら、
足を下して2〜3秒休む。
これを両足20〜30回ずつやってください。
ベッドの上やテレビを見ながらでも出来ますから、
日常生活に取り入れてみましょう。